中国人は財布を持たない。
いや、寒い。とにかく寒い。もう冬ですやん。上海は日本と同じ気温なので、日本も寒いはず。
そして、遊び過ぎて、財布も寒い。お金がない。
いや、だが、中国人は財布もない。
彼らは現金を持たない。びっくりするほどに。
そう、レストランもタクシーも、遊園地も、決済のほとんどを電子マネーで行うのです。
その電子マネーの代表格といえるのが、支付宝(zhi fu bao)と微信支付(wei xin zhi fu)
仕組みを難しく書くと、お金を支付宝や微信支付に預ける→物やサービスを受け取る→支付宝や微信支付からサービスの提供者にお金が支払われる
という形ですが、実際は、ピッって5秒くらいのボタン操作で全て終了。
そして、ホテルやレストランもこれを経由して予約すると割引があるので、これで予約しますが、仮にドタキャンしても、キャンセル料金をちゃんと客から請求できるから、店にもメリットが。
またタクシーも、先日書きましたが、滴滴出行ってアプリをみんな使うんですが、運転手と客の携帯で、GPSを利用した運転経路が常に確認できて、
仮に遠回りされたら、「支払いたくない」みたいなボタンを押すことができるし、金払わずに逃げられたら通報することもできて、泣き寝入りせずに済むわけです。
こうやって、電子マネーが個々のビッグデータになってて、蓄積されたデータを見ると、
この人はホテルをドタキャンしたことがあるとか、
よくぼったくるタクシーの運転手だとかが分かって、クレジットカードが作れなくなったり、はたまた就職活動にも影響したりするとか。
日本だったらプライバシーや個人情報の問題が起きそうですが。
って長い。長い。長い。
とにかく寒いのです。だから、もつ鍋が食べたかったのです。
淮海中路駅が最寄り駅で、思南路ってとこにある"TEN TEKO MAI"というもつ鍋屋さん。
いや、めっちゃおいしかった!
福岡行きたくなった。
すごい見にくいメニューでしたが。
でもビールが美味しかった。
"お会計"を中国語でなんというかというと
"买单(mai dan)"です。
基本的にどこもテーブル会計なので、店員さんに一言、买单、で全て伝わります。
非常に美味しいお店でした。
tks.